電気・精密機械を扱う仕事の魅力

電気製図技能士の職務内容は?

電気製図技能士という職業の職務内容についてご存知の方はあまり多くはないかと思いますが、電気製図技能士は、配電盤や制御盤などの電気設備の設計図や製作図を専門に製図する職業のことであり、電気設備の製造には必要不可欠の重要な仕事を担っています。会社の規模や種類によっても職務内容は多少は異なりますが、いずれの会社においても電気製図技能士の業務は製図がメインとなることが多いので、間違いのない設計技術が非常に重要です。

電気製図技能士には国から認定される国家資格が存在し、技能検定制度の一種として定められています。電気製図技能士の資格の取得方法としては、まずは受験資格を得ているかどうかを確認する必要があり、資格の種類には難易度が低い方から順番に3級と2級と1級が存在します。3級を受験するときには特別な受験資格は定められていないものの、2級の受験には2年以上の実務経験又は3級の合格が必要です。更に、1級を受験するためには、7年以上の実務経験又は2級合格後2年以上あるいは3級合格後4年以上の実務経験が求められます。ただし、2級及び1級の受験のために必要な実務経験については、特定の学歴を保持している場合は不要になったり経験年数の基準を下げることも可能なので、まずは自分に受験資格があるかどうかを事前に確認することが大切です。

そして、取得方法としてのもう1つのポイントは、筆記試験のほかに実技を披露する実技試験が設けられているということであり、筆記試験の内容は難易度は異なるものの、1級から3級まで出題範囲はおおむね同じで、製図や配電盤、電気や材料に関する知識を問う問題が出題されます。実技試験については内容がそれぞれの難易度で大幅に異なっており、3級の試験では制御盤の外形図や誘導電動機起動用の主回路などの展開接続図を作成したり電気用図記号表などを完成させたりします。一方で、2級の試験においては高圧回路を収納するための配電盤の図面作成や2台の既設ポンプ用電動機のうち1台を改造した際の展開接続図の作成などの技術が必要です。1級の実技試験は更に難易度が増し、高圧受電設備の整定表や部品表の作成や、非常用発電設備及びその電動機を制御する展開接続図の作成などが求められます。このように、電気製図技能士の職務内容は非常にやりがいのあるものであり、国家資格も存在するので自分にあったキャリアアップを計画することも可能です。

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