電気・精密機械を扱う仕事の魅力

電子機器組立て技能士の職務内容は?

普段の生活で多くの人が利用している携帯電話や家庭用電化製品、自動車やコンピューターなどの機械には膨大な数の電子機器が組み込まれています。電子機器と一言で言っても、その種類はたくさんあり、抵抗器やコンデンサや集積回路、マイクロプロセッサなどそれぞれ違った役割を持つ部品が存在するので、組み立ての際にはそれらを熟知して適切な処理をしなければなりません。そこで必要になるのが電子機器組立て技能士という職業であり、電子機器組立て技能士の職務内容は主にこれらの電子機器の組み立てです。具体的な職務内容は会社の規模などにも影響されるものの、主に電子機器の組み立ての部分を担当します。

また、電子機器組立て技能士には国家資格が定められており、難易度別に4種類の階級があります。難易度が低い方から順番に3級と2級と1級、そして特級となっています。そして、取得方法としてまず気を付けなければならないのが、一部の階級については一定の受験資格を満たしている人にのみしか受験する権利が与えられないということです。3級の試験は誰でも受けることができるのですが、2級を受けるためには実務経験が2年以上あること又は3級に合格していることが条件です。1級を受験するためには、7年以上の実務経験又は2級合格後2年以上あるいは3級合格後4年以上の実務経験が求められます。そして、最も難易度が高い特級の試験を受けるためには1級合格後5年以上の実務経験が必要ですが、特定の学歴を保持している場合は条件が緩和されるケースもあります。

取得方法としてもう1点、受験科目は学科試験と実技試験の2種類がありその両方に合格しなければならないというポイントがあります。それぞれの階級で内容や出題範囲は異なっており、3級から1級の学科試験においては電子機器や組み立て法、材料や製図や安全衛生に関連する知識を問う問題が出題されますが、特級では工程や作業や品質管理、作業指導や設備管理などに関する知識が必要となります。実技試験の内容も異なっており、3級から1級では電子機器組み立て作業を実施する一方で、特級では工程や作業や品質などの管理や、作業指導等に関する実技が試されます。以上よりわかるように、電子機器組立て技能士は私たちの暮らしに無くてはならない職種であり、国家資格にも認定されている重要な職業であるので、興味のある方は具体的な求人内容や資格試験の参考書などに目を通してみてはいかがでしょうか。

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